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新妻 篤展  (彫刻)

2017年9月18日(月)~30日(土)
11:00-19:00(最終日17:00まで)


いにしえの石工や仏師の心境を夢想する。
国家、宗教、或いはもっと大きなものへの献身的な労働としての彫刻。
比べて自分のやっていることはどれくらいの価値があるのか。
石の塊から人間を彫る行為。それは数え切れないほどの人が通った路に似ている。
それでもやってみたらいいんじゃないかとも思う。
一見同じ路でも、別の人が通れば違った景色がみえることがある。
それは今という時代を検証することに繋がらないだろうか。
積層された荒み、空々しさ、そしてもしかしたら祈りを含むマチエールは、永い時間をかけて形成された石の断面のようかもしれない。

あのころから私たちは
何を得て何を捨てたのか
何を失い何を守れたのか

過去への憧憬と明日への諦念をもって挑んでみよう。
ミケランジェロも運慶ももういない。
今の人間を作れるのは私たちだけなのだから。

新妻 篤展

新妻 篤展


新妻 篤展


新妻 篤展


新妻 篤展


新妻 篤展


彩色された石彫はあまり見かけない。大体はノミ跡を残すか、キズひとつなくきれいに磨きあげられている。
でもそのことを見たいわけではない。石でも木でも金属でもいい、造形として美しいことがまずは大切で、素材やテクニックは後から分かればいい。
さっきまで動いていた日常の何気ないものたちが、石化し時間を切り取られたようだ。
それらは重力を気にせず、自由に掘り出され、作品となりそっと置かれている。

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